珈琲豆について

珈琲豆について

どうやってあの褐色の珈琲豆ができるのでしょう?
一粒の豆が一杯の珈琲になるまでの、長い旅をご案内いたします。

生豆は薄い緑色をしていることから『グリーンコーヒー』と呼ばれています。
この生豆が収穫される様子をちょっとのぞいてみましょう。

収穫

真っ赤に熟した実は『コーヒーチェリー』と呼ばれています。

収穫時には、人の手で熟した実を選び一粒ずつ丁寧に摘んでいきます。但し、熟しきるまでが10日ほどの為、急いで摘み取らなければなりません。

精製

収穫された実から、果肉・外皮を取り除き生豆の状態にすることを精製と呼びます。産地によって精製方法が異なります。

水洗式は、水槽の中に収穫した実を入れ、上に浮かんだ粗悪な実やごみを取り除きます。
一昼夜水槽につけて粘着質部分を発酵させます。その後水に沈んだ完熟豆を天日で乾燥させ、出荷前に脱穀機で内殻を取り去ります。

【主な利用産地】

コロンビア、メキシコ他の中南米、ケニア、タンザニア、ジャマイカ、ハワイなど

非水洗式は、収穫した実を広場に広げ天日でカラカラになるまで2週間程度乾燥させ、出荷前に脱穀機で内殻を取り除きます。

【主な利用産地】

ブラジル、エチオピア、 インドネシアなど

等級選別

検査には国ごとの厳しい基準があり、「外観(大きさ・色・艶)、味、香り」などに合格した生豆のみが等級選別され、私たちの元へ運ばれていくのです。